• テキストサイズ

レッテル 1

第5章 出逢い




「さ、入って入って。」

先輩に背中を押され中に入った。

中には結構沢山の人がいた。

そんなに広いんだ。

あたしは驚いた。

カチャリ――

その時何かの音がした気がした。

「座って、何飲む?お酒?」

すると金髪の男の人が話かけてきた。

あれ?

サッカー部にいたっけ?

「あ…お酒弱いんで…。」

あたしは断ってオレンジジュースを頼んだんだ。

「朝日さん…やっぱり俺君の事好き。」

そう言ってキスされた。

だんだん舌が入って来る。

「ん…。」

なんだか苦い味がした。

「ごめん…我慢出来なかった。」

先輩はあたしの頭を撫でた。

「でもホントに朝日さんって無防備だね。」

先輩が不気味に笑った。

「え?」

意味がわからなかった。

それどころか頭がくらくらする。

それに熱っぽい。





/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp