• テキストサイズ

レッテル 1

第47章 極使天馬vs爆鬼




「喧嘩すんのにグラサンなんか付けてんじゃねーよ。」

西村先輩が松田を睨み付ける。

「うるさいな、どうせ当たりもしないんだから関係ない。」

西村先輩を見ずに煙を吐き出しながら松田が答えた。

「当たらない?カッコつけすぎだろ、テメェ。」

「うるさい。俺はうるさい奴は嫌いなんだよ。」

「奇遇だな。俺はお前みたいな奴が――」

シュッ――

「嫌いなんだよッ!!」

バコンッ――――

西村先輩の拳が松田の頬にめり込んだ。

「―――っ――うざ。」

松田が血を拭う。

「あ?」

「うざいんだよッ!!テメェッ!!」

バキッ――

バコッ――

バコンッ――

「―――ぐっ……かはっ――」

何度も西村先輩の腹に松田の拳が入る。
先輩が胃液を吐き出した。

「……ってぇ。それで終わりか?」

「あ?」

「なら、反撃させてもらうわ。」

西村先輩が拳を挙げた。



/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp