第47章 極使天馬vs爆鬼
「マサ君喧嘩ァ?」
「大丈夫だよ、すぐ終わるし。」
片腕に女を抱いた坂井が女にキスを落としている。
「すぐ終わるだぁ?うっぜェ!!すっげェムカつく!!あーいう奴大嫌いなんだよ、俺。」
髪を掻き乱しながら三善先輩が言った。
黒の兵隊を掻き分け極使天馬の人達が歩いてくる。
「お前、負け惜しみに聞こえんゾ?…まぁ、俺もムカつくけど。」
呆れた顔で西村先輩が三善先輩を見ている。
「極使天馬の連中は、バカばっかだな。突っ込むことしか脳がねェ。」
松田が煙草を吸いながら呟いた。
「あ?」
西村先輩が松田を睨み付ける。
「なんつーか、デカイのは俺だな。」
「必然的に俺はチビか。」
大川先輩と竹井先輩が呟いている。
「とにかく、桜ちゃんをとりかえそう。」
藤崎先輩が首を鳴らした。