第41章 放たれる銃弾
「しょおぉぉおお!!」
保健室を出ると、物凄い形相の誠也君達が走ってきた。
「やっやべぇ!!忘れてた!!」
慌てて三善先輩があたしの後ろに隠れる。
でも、隠れきれていない。
「てめぇ!!俺等の机に熟女のエロ写真貼りやがって!!ガキかテメーは!」!
「気持ちわりぃんだよ!!」
「ぶっ殺す!!」
「つーか、何で桜といるんだよ!!しかも体操服に…テメェ何しやがった!!殺す!!」
誠也君が叫んだ。
「何もしてねぇって!!ごめん、ごめんネ誠也ちゃん!!」
「それが(ピー(自主規制))を立ててるやつのセリフか!!」
「いや、コレは桜ちゃんの着替えを……あ!!」
「殺す!!」
誠也君が三善先輩の後ろ襟を掴んだ。
「ぎゃあぁぁぁああ!!殺されるぅぅうう!!」
三善先輩が叫ぶ。
バンッ―――
「やかましい!!」
三柴先生がドアを激しく開けて叫んだ。
何だか三善先輩が可哀想に見えた。