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レッテル 1

第41章 放たれる銃弾




パァンッ―――

ガンッ―――

その瞬間、銃声と車の後部に何かが当たる音がした。

「わ…わかがし……今のは――。」

運転手や護衛が戸惑っている。

「スピードを落とすな。」

宗次郎はそう言うと窓を開けた。
そして銃を取り出す。

やはり、先程の車が追いかけてくる。
宗次郎は銃をその車のタイヤに向けた。

パァン――

パァン――

二発、弾を放つ。

パァン――

キュウゥゥウウ―――

相手の車が急ブレーキをかけた。
反対車線に反るように車は止まった。

難は逃れた。



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