• テキストサイズ

レッテル 1

第40章 回収野郎




「なんや、あの女。ヒステリックかいな。」

結局証拠不十分で解放された。
人の多い警察署をトボトボと歩く。
近くで不良達が連れていかれながら騒いでいる。

「おぅ、ハル。ジブンも出られたんやな。」

出口の方でたっている坂下に手を振った。
しかし、彼はこちらを見ない。
不思議に思って近寄ってみると、まだ彼は震えていた。





その日から、坂下は変わってしまった。






/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp