第39章 日本男児達の逆襲
「俺は倒れねぇ!!」
また拳を喰らわす。
バシッ―――
「残念。」
ジョンの手で受け止められた。
が、
「だと思うか?」
「は?」
先輩はニヤリと笑うとジョンの服を掴んだ。
「やめっ―――」
「だから負けねえっつってんだろが………よ!!」
シュッ――
そのまま地面に投げ飛ばした。
グシャアッ―――
「グァハッ―――」
ドサッ―――
ジョンは頭から落ちて泡を吐いた。
白目を向いている。
気絶したのだ。
「あ―…ダメだ…。」
ドサッ―――
血だらけの先輩も崩れるように倒れた。