第39章 日本男児達の逆襲
薄暗い地下を走り続ける。
地面を蹴る音が辺りに響いた。
後ろからは殴りあう音が。
それを背に前へ進んだ。
いくつかドアがある。
しかし、灯りが点いているのは一番奥の部屋だけ。
彼はそこを目指した。
ガチャ―ガチャ―
やっと奥の部屋にたどり着いたが鍵が閉まっていた。
「…………ふぅ……。」
大きく息を吸い込み吐き出す。
ガシャン―――
そしてドアを蹴飛ばした。
ドアが激しく音を立て吹き飛んだ。
バリ――
ガシャ――
残骸を踏みながら中へ入る。
「Worst.
Also well it breaks and is a shelf.
(最悪。よくも壊してくれたな。)」
奥には青い目の男がいた。