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レッテル 1
第37章 僅かな希望
ドクドクドク――――
心臓が奇跡だと叫んでいる。
最後のあの目は、本当に殺る目だ
「いくぞ。」
キュルルル――
ヴォンヴォンヴォン――
屋敷を出るとバイクに跨がりエンジンをかけた。
ゴォォォオオ―――
そして、泥雲街へ向かった。
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