• テキストサイズ

レッテル 1

第35章 地獄




キュッ―――

車はいくらか走ったところで止まった。

「It can take down.(降ろせ)」

イアンはそう言うと鍵を抜いて降りた。

「Ok.(わかった)」

ジョンが降りて、あたしのいる所のドアを開ける。
そして、また担がれた。

「Return.(お帰り)」

見張りの男がちらりとイアンを見た。

「such .(あぁ)」

そう返事すると階段を降りていく。
そのあとを、ジョンがついていった。

「It succeeded?(うまくいった?)」

階段を降り、薄暗い廊下を進むと部屋のドアにたどり着いた。
ドアを開けるとメガネの白人が尋ねてきた。
体型は細い。

「This passage.(この通り)」

ジョンはそう言うと黒光りしたソファーにあたしを寝かせた。

「It is the least good until now?(今までで一番いいんじゃない?)」

「Davit. I also think so.(デイビット、俺もそう思う。)」

ジョンとデイビットが笑った。


/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp