• テキストサイズ

レッテル 1

第22章 超回復力




数日前――――

あたしはある人に電話をした。

『―――もしもし』

「あの…朝日 桜ですけど――」

『あぁ…君か。彼の容態はどうなった?』

「おかげさまで元気です。」

『そうか。』

「あの時はありがとうございました。」

『いや、気にするな。ちょっと今立て込んでてね、また今度電話してもいいか?』

「あ、はい。」

『じゃあ、失礼する。』

相手はそこまで言うと通話が切れた。
あたしは、ゆっくりと携帯をしまう
電話の相手は宗次郎さんだ。
本当に彼はいい人だ。


本当に……




/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp