• テキストサイズ

レッテル 1

第22章 超回復力




「はぁ??退院する!?いつ!?」

「ん…今日。」

「ばかだろ、お前!!お前が目覚まして一週間も経ってねーっつうの!!」

三善先輩の声が病室に響いた。
周りの先輩たちも、勿論あたしも驚いている。
一方の誠也君はのんきに10キロのダンベルで筋トレしている。

「お前等と身体の造りが違うんだよ。」

「銃弾三発も受けたんだぞ!?人造人間か、お前は。」

頭を掻きながら西村先輩が言った。

「……ぶっちゃけさ、ここの飯あんま好きじゃねぇんだよ。」

声を潜めて誠也君が言った。

「病院なんだから病院食が出るのはあたりめーだろ。ホテルじゃないんだから。」

藤崎先輩が苦笑しながら言った。

「そうそう、ラブホじゃないんだからぁ。」

「オメーはそっち系しか言えんのかっ!!」

「いてぇ!!」

三善先輩が女口調で言うと、大川先輩が三善先輩の頭を殴った。

「よし、行くか。」

誠也君はベットから降りると荷物を持った。



/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp