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レッテル 1
第21章 儚い想い
"お前が悪いんだ"
"お前のせいで二人はこうなった"
"この…"
"人殺し"
「違う―――」
あたしは殺してない。
"裏切り者"
「ごめんなさい―――」
目をくりぬかれた人間達が追いかけてくる。
あたしは、必死に逃げた。
ずっと、走っていると赤い髪の人が見えた。
「誠也君!!」
あたしは叫んだ。
するとその人が言った。
"お前のせいでこうなったんだ"
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