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レッテル 1
第18章 絶望から希望へ
家に着いた頃には10時をまわっていた。
「わりぃ、ちょっと族の集まり……あれ?勇人、桜は?」
ベットに寝ている勇人君に誠也君は尋ねた。
「…ん…お姉ちゃん?知らないよ。」
勇人君は起き上がるとそう応えた。
「………。」
彼は考えていた。
携帯もバックも財布もテーブルの上にある。
荷物を置いて家を出るはずかない…と。
まさか。
彼は嫌な予感がして、幹部の皆に電話をかけた。
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