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レッテル 1
第18章 絶望から希望へ
ピンポーン――――
「ん……。」
朝。
今日は祭日。
玄関のインターホンが鳴った。
起き上がって見るが、彼がいない。
隣で気持ちよさそうに勇人君が寝ている。
仕方なく起き上がると、あたしは玄関に向かった。
タッタッタッタツ
ユラユラとおぼつかない足取りで階段を降りる。
ピンポーン―――
また鳴った。
「はいはーい。」
ヒールを履いて玄関に出る。
ガチャ――
「どちら様――」
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