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レッテル 1
第17章 危険な企み
「ダメだ。」
上から彼が見下ろしてくる。
「なんで?」
あたしは彼を見る。
「………ガキ、俺ん家来い。」
「だから、なんで?」
「…………。」
彼はあたしの問いに応えるきがないらしい。
「じゃあ、あたしも勇人君がいる間は誠也君家泊まる。」
「別にいいけど、……ガキ、夜は早く寝ろよ。」
「なんで?」
「……。」
やっぱり彼は応えるきがないらしい。
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