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レッテル 1
第15章 恋敵
ガンガン――
そんな時、外から変な音がした。
それに騒がしい。
ガラガラ―――
「テメェは引っ込んでろガキが!!」
「ガキ扱いすんなボケェ!!」
扉が開いた向こうには取っ組みあう誠也君と松崎君がいた。
「さくちん!!」
千加達が駆け込んでくる。
「なんなのよ――」
源川さんは震えだした。
「まぁいいや。」
「お前等ぶっ殺す。」
二人の息が合った。
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