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レッテル 1
第14章 復讐と鬼神
「あー…こいつ等なんつー族だったっけ、拓ちゃん?」
「美光隊(びこうたい)。」
「そうそう、マジ変な名前、センスねーな。」
兵隊達の屍の上で、口から出る血をふきながら三善先輩が言った。
「つか、あいつ殺されるな。」
大川先輩が頭を掻いた。
「完璧にな。」
竹井先輩がうなずく。
「つーか、俺も突っ込みてぇ。」
「バカッ!!」
「いてぇ!!」
大川先輩は三善先輩を殴った。
「お前も殺されるぞ。」
藤崎先輩が呟く。
「間違いねぇ。」
竹井先輩が頷いた。
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