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レッテル 1

第13章 悪夢




「はぁ…はぁ…はぁ…。」

あたしは倒れていた。
橋田以上の事をされた。
もういやだ。
舌を噛みきって死にたい。

「そんなんゆるさねーよ。」

彼があたしの髪を掴んだ。
目付きが先程とは明らかに違う。

「誠也君来るってー。」

「え…。」

なんで、
なんで来るの?
お願い来ないで…

「どうするー?彼死んじゃうよー?」

「………。」

「助けたいー?」

「……うん。」

「じゃあさー、俺の女になるー?」

「………わかった。」

バシッ―――

頬を叩かれた。

「わかった?」

「……わかり…ました。」

「うん、よろしー。じゃあ、最後までしちゃおー。」

え…

全身の血が引くのを感じた。


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