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レッテル 1
第9章 冤罪
「もういいよ。」
「……あれ?」
目を開けると、あの人達はもういなかった。
怯えたように、後ろの車の人が止まっている。
「行くか。」
「うん。」
二人がバイクを股がると、誠也君はバイクを走らせた。
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