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レッテル 1

第8章 裏切り者




「桜が何したってぇ……?」

刀を肩に起きながら彼を見下ろしている。

「この女たちがクスリやれって……。」

「そっか。」

誠也君はふっと笑った。

「総長…。」

「…んなわけねぇだろうがぁ!!」

「ひぃぃいいいっ!!」

勢いよく刀がソファーに突き刺さる。

「てめぇ等の事は全てお見通しなんだよ。よくやったな、磐梯。」

「うっス!!」

藤崎先輩の言葉に磐梯さんは返事した

「つーか、女のせいにすんなや。」

ボキボキと西村先輩が腕を鳴らした。

「おい、お前らつれてけ。」

大川さんが後ろにいた兵隊達に言った。
ぞろぞろと男の人達が入ってくる。

「総長すいません!!俺等悪気があってしたわけじゃ!!」

引きずられながら宮元君が叫んでる。

「あぁん?言っただろ、クスリに手出した奴はただじゃおかねぇ。それと、キサマは全殺しな。」

誠也君はニコッと笑った。

恐い。

あたしはそう思った。

「な…んで?」

「ん?桜に手出したからに決まってんだろうが!!」

バキィッ―――

誠也君は彼を殴った。

「連れていけ。」

誠也君がそういうと彼等は連れていかれた
悲鳴と共に。


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