第8章 裏切り者
うわぁ、見られた。
もうあたしだめた。
終わった。
服を着たあと私はベットで疼くまっていた。
「桜、誰も見てねぇから気にすんな……な?」
誠也君が背中をさすってくる。
「そうだよ大丈夫だよ、桜ちゃん。すっげぇ良い身体してた。胸デカイね。」
三善さんが親指をあげている。
「バカ野郎!!全然フォローになってねぇ!!」
「いてぇ!!」
大川さんが三善さんの頭を殴った。
「みんな目瞑ってたから…な?」
「うん、そうそう。」
皆が頷いた。
「……っ…本当?」
あたしは顔を上げた。
「桜ちゃん見てないから、気にしないで?」
そう言う藤崎先輩のスボンが少し膨らんでいる。
「そうそう、みてねぇよ。」
西村先輩も、竹井先輩も、三善先輩も、大川先輩も。
みんな膨らんでる。
「てめぇ等!!人の女で何想像してんだ!!」
そういう誠也君も膨らんでる。
「何ってナニですが。」
三善先輩が呟いた。
「バカっ!!」
「いてぇ!!」
再び大川先輩が三善先輩の頭を殴った。