• テキストサイズ

レッテル 1

第8章 裏切り者




「桜…。」

明日は学校が休み。
今日は彼の家に泊まった。
彼の部屋で、彼のベットで身を重ねている。

「大丈夫…避妊はちゃんとするから…。」

覆い被さる彼が耳元で囁いた。
くすぐったい。

「せ…いや君っ。」

激しくかきみだされる。
大好きな大きなてで。

「桜っ……愛してる。」

彼の汗が額から滴り落ちた。
息遣いも荒い。
欲情した彼は恐い。
嫌、彼に限ってではない。
男はみんなきっとそう。
だけど、彼からは愛されてるって感じる。
そこには愛がある。

なんだかうれしい……。



そう思いながらあたしは意識を手放した。





/ 1026ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp