第6章 思い出
"あんたのせいじゃん"
あたしはノートに書いた。
"つーか、黒パンあいつのため?"
"ちがうし!!"
"ならいい。俺ごのみ"
"知らんし!!変態!!"
"だから、今度ヤろうぜ?"
"はぁ?"
"お前を抱きてえんだよ"
"やっぱり家いくのやめる"
そう言って彼を睨み付けた。
"うそ、何もしねぇよ………たぶん"
"最後ちっさ!!信用出来ない!!"
"ならどうしたらいいんだよ!!"
"だったら半径1メートル以内に近づかないで、変態"
"やだ"
"じゃあ嫌"
"ごめん"
"朝日?"
"好きだ"
"キスしていい?"
あたしが書かないでいると連続で書いてきた。
"ダメ"
"一回だけ
"ダメ"
"お願い"
"ダメ"
「テメェ犯すぞ!!」
彼は再び注目を浴びた