第6章 2人の距離 6
「ちゃんと我慢しないで言える?…怖いとか。嫌だとか。」
心配でそう言いながら覗き込むとそっとキスしてきて、はい。と答えた。
「分かった。」
出来るだけ優しく、でも深くキスする
何度も、何度も
由梨の唇を食べるように、啄ばむようにキスする
そうすると由梨は自然と口が開くのでそれを見計らって舌を出し入れした
クチュクチュと音がなる
「ん…ふぁ。あぁ」
息継ぎをしようとしているのか息遣いが喘ぎ声に変わる由梨
その声にどんどん止まらなくなって目を開けると必死についていこうとする由梨が可愛くて
そっと背中からお尻にかけて優しく撫でた
「んっ…はぁ。」
気持ちが良いのか身体を少しくねらす由梨
当たるからマジでやめて欲しい
もう本当に誘ってるとしか思えない
少し目を開けて俺が見ているのがわかったのか恥ずかしそうにするのでフッと笑ってキスをやめた
それでも撫でる手は止めてやらない
吐息が少し激しくなる由梨
背中の上の方を撫でた後そのまま首筋、胸に手を降ろして優しく揉むと少し声が大きくなる
首筋に顔を埋め優しくキスしたり、舐めたりすると、はぁ。と抜けるような声をだす。
ちゃんと感じてくれる反応が嬉しくてフッとまた笑い服の上から乳首あたりをキスした
はぁ。と吐息を漏らす由梨にニヤッと笑い、気持ち良い?と聞くと、うん。と声にならない声で言うので服の下に手を入れ下着の上から優しくつんつんしたり揉んだり
ピクピクと反応する由梨は俺の一つ一つの動きについてくるのが必死な様
それでも嫌がっている様子はなくて安心する。
というより俺が止められなくなりそうだった。
服をまくり胸にキスすると反応して俺の腕をぎゅっとする
下着を少しずらし先を咥えて舐めるとビクッとなり、ああっ。と声を上げる由梨
チロチロと舐めたり吸ってみたりしながら片方の手はしっかり指を絡めるように握った。
怖がらないように。
安心してもらうように。
胸にキスしていると俺の頬に片手でそっと触れ上へ来るよう誘うので上へ来た瞬間絡まるようにキスされた。
覆いかぶさって居たのを横に寝てキスに集中する