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イケメン幕末・イケメン戦国短編集 (R18)

第2章 朝早く(イケメン幕末 沖田総司)


みなみ「あれ?何で…」
(沖田さんの腕の中にいるの?)

沖田「もう、起きてってば!みなみさん⁉」

強くそう言われ、仕方なく目を開けると、そこには頬を赤らめ、私を睨む沖田さんがいた。
沖田さんの目は男の色気を帯びていて、その熱っぽい視線に思わず体がぶるっと震えた。

みなみ「沖田、さん?どうし…」


みなみ「んっ!んんっ」
質問を完全に言い終わる前に、沖田さんの整った顔が近づいてきて、気づいたら私の唇に柔らかいものが触れていた。
油断していたわけでもないが、不意討ちをくらった私は、逆らう間も無く沖田さんの舌が唇の間に入ってきて、口内を犯されていた。

そんな状態でありながらも気持ちいいと感じて、私は舌を絡めてしまう。

沖田「ん…ふぅっ」
みなみ「はあっ」

一度唇が離れたが、またもや私は沖田さんと口付けをしていた。
今度は沖田さんは、私の下唇をあま噛みするようにしてから、わざと音をたてるように口付けだした。

くちゅっ…ちゅっ、ちゅちゅっ…

その音を聞いて恥ずかしさに私は少し頬を染めながら、快感には勝てず、沖田さんのされるがままになっていた。

そうしているうちに、また舌が絡められる。
(息が…くるしいっ!)

あまにりも口付けが長いから、息継ぎが出来なくて沖田さんを突き放すと、名残惜しそうに唾が糸のように二人の口の間にあったが、

「はあ、はあっ…」

息をしたりしているうちに消えてしまった。

私は呼吸を整えると、自分が沖田さんの部屋にいることに気づく。
みなみ「沖田さんっ、どうして私はここにいるんですか?」

沖田「あれ?覚えてませんか?」

みなみ「え?」
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