• テキストサイズ

イケメン幕末・イケメン戦国短編集 (R18)

第2章 朝早く(イケメン幕末 沖田総司)


みなみ「ん…」

温かいものに包まれるような感覚のなか、私は眠っていた。
眠っていたんだったら温かいのは分からないだろうから、睡眠と覚醒の境界線をふわふわと浮かびながら、睡眠の世界に引きずりこまれていった、と言う方が正しいだろうか。

自分を包む温かい物が少しきつくなったように感じ、私はまた覚醒の世界に近づいていった。
(なんだろう?…)

そんなことを考えるほど目は覚めてなかったが、優しい香りがふっ、としような気がした。

みなみ「うん…」
(気持ちいい…)

そう思うと無意識にその香りを求めていたらしく、目の前にある何かに顔を擦り付けていた。


みなみ「ん?」
不意に揺さぶられて私は覚醒の世界に連れていかれた。

?「みなみさんっ、ねえ、みなみさんっ!」

みなみ「あれ?」
(今私、何をして…)

目を覚ますと、愛しい人の腕の中にいることに気がついた。
みなみ「あ…沖田さん…」

(何だか幸せ…ずっとこうしてたい…まだ眠いし…)

沖田「みなみさんっ!起きてくださいよ」
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp