第1章 沖田さんの本当の気持ち(イケメン幕末 沖田総司)
[おまけ]
私は目覚めると、隣にいるはずの沖田さんを手で探った。
みなみ「あれ?沖田さん…」
沖田は、 寝ぼけながら自分(沖田)を探すみなみをみてふっと笑って目を細める。
沖田(可愛い…)
私が起きようとして目を開けると、そこには私の顔を覗き込む沖田さんいた。
みなみ「沖田さん‼」
探していた人がいたものだから嬉しくなって抱きつく。
沖田「朝から随分積極的だなあ」
「襲われたいの?」
沖田さんが悪魔の笑いを浮かべながら言う。
みなみ「え?いえいえ、そんな!」
「……」
みなみ「あ、そういえば!
もう一回繋がれたら沖田さん、本当の気持ち教えてくれるって言いましたよね?」
沖田「あれ?昨日、言ったんだけどなぁ…みなみさん寝ちゃってたんですよねぇ…」
みなみ「え?そんなっ!私聞いてないときに言うとか酷いじゃないですかっ?」
沖田「聞いてないみなみさんが悪いですよ。」
みなみ「えー?何て言ったんですか?」
沖田「しょうがないなー。じゃあ、みなみさんが自分から俺を気持ち良くさせてくれたらもう一回言ってあげる。 」
(また引っ掛かるのか…でも今度こそは沖田さんの気持ち、聞き逃さないから!)
そう決心した私であった。