第2章 春、君との出会い
教室に入り、自分の席を探し座ろうとして何気なく隣を見ると、そこにはさっきからずったお礼を言おうと思い頭がいっぱいだった人が座っていた。
ここで躊躇していたら、話しかけるチャンスを逃すかもしれない!私はそう直感し話しかけてみた。
『あ、あのっ!!』
赤「ん?ああ、君は朝の、、ケガは無かったかい?」
『は、はい。大丈夫です。助けてくれてどうもありがとうございました。』
赤「ケガがなかったなら何よりだよ。それより、同級生なんだからそんなにかしこまらなくてもいい。俺は赤司征十郎だ、よろしく。君は?」
『あ、変な心配かけてごめんね。私は山田 花子。よろしくね!』
赤「別に構わない、よろしく花子。」
『え、な、名前///』
赤「何かおかしかったかい?」
『あ、ううん!!別になんでもないよ!』
自分の名前を呼ばれただけなのにこんなにドキドキするなんて、、私どうしちゃったんだろう。でも、お礼が言えて良かったな。