第4章 狂いだす
Oside
スタッフだって、いきなり入ってくるなんてまずないのに、あんまりニノがヤダヤダっつって真っ赤になるから、ドアの鍵を閉めにいこうとしたら…
ウルウルの目で眉毛たれて、不安そうにしがみつかれて…
……今すぐ押し倒してやりたいのをグッとこらえた俺はマジですごいと思う。
振り返ったらまだ不安そうにニノがこっちを見つめてて…
目が合うと慌ててパッとそらして手持ち無沙汰にソファのふちなんかをギュッと掴んでる
「あー……もう…
……なんでそんな、かわいいかな。」
いちいち、かわいすぎる
…我慢できねぇじゃん
するつもりなんて、ないけど。
「お、おーのさん…」
ソファにしがみつく手を俺の手にうつして、こんなに至近距離で見つめあってんのに
「鍵……とか、そーいう問題じゃ…」
なんて言うから、うるさい口を塞いで押し倒してやった
「ンンッ…!ちょ…ンム…ッ」
チュ…ジュル……チュパ…
歯列をなぞって逃げようとする舌を捕まえてジュルジュルと吸ってやれば途端に力が抜ける躰
それでも弱々しく俺の胸を押そうとするんで、手を背中につっこんで背筋をツ…とたどってやった