• テキストサイズ

ドキ☆チキチキ男だらけの銀魂男寮(仮題)

第2章 寮生活ひと月め☆


時は16時半。
買い出しに行ってきたので、これからお料理開始です。

(そろそろ来るかしら)

「あやちゃーん!」

きた!

「今日はご飯何?」

勢いあまって四つんばい体勢のまま、靴をバタバタして脱ぐ、神威少年。

そろそろ来るころと思いドアを開けておいて正解だった。おかまいなしでふっ飛ばしちゃう馬鹿力さんだからなぁ。

最初はめっちゃ怖かったけど、思いのほか人懐っこいしこどもッぽい人だった。なぞの迫力があるけど。

「今日は~…ブリ大根定食です~」

渋めのチョイスなのはお許しくださいませ。

鍋に向かっていると、ボスッと肩に腕がかぶさって後ろから抱きしめられる。

(なんだかすごく懐かれている…)

沖田さんがやるとセクハラくさいけど(?)この子はあんまりそんな感じしないんだよね~。

甘えん坊なのかしら?

そんなことを考えながら味見をしていると、「俺も俺も」と言ってきたので一口あげた。

「俺、あやちゃんのこと好きだよ」

味見をしながらいつものセリフを言う。

はいはいありがとうございます、と言って聞き流していると、沖田さんが入ってきた。
/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp