• テキストサイズ

憧れの先生

第5章 プライベート


当時先生が付き合っていた彼女は某ロックバンドが好きで
先生もその影響を受け、同じ音楽を聴いていた

そんなある日、彼女がバンドのコンサートチケットを2枚当てたらしく
先生からすれば自分と一緒に行くものだと思っていたが

彼女は先生ではなく、他の男の人と一緒にそのコンサートに行ったらしい

そんな些細なことが、大きな喧嘩になり別れることになってしまった、と…

だからこのバンドに関しては悲しい思い出しかないんだよ、と先生は自虐ネタを挟み自ら爆笑していた

私はその話を聞いて、正直嬉しかった

今まで勉強や受験や英語の話しかしてこなかった先生が
初めてプライベートな話をしてくれた瞬間だった

しばらく先生の自虐エピソードで一緒に笑っていると

先生がいきなり
「先生と会ってなかった4年間のあなたの話聞かせてくれる?」と
私に問いかけてきた

私が先生のプライベートな話を聞いて嬉しいと思った気持ちが表情に出ていたせいか
先生は私が少し心を開いてくれたんじゃないかと思い
一か八かのかけに出たのだろう

ましてや今は日本語ではなく英会話の最中

日本語で「愛してる」と伝えるのは小っ恥ずかしいが
「I love you」と英語に変換すると途端に言いやすくなる

この原理も使って、先生は私に質問をしたのだろう

今後、相手の懐に入りたい時にこの原理を何度か使うことになる

ありがとう、I love youの原理
/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp