第5章 プライベート
そして、学年末テストまで何度か先生は私と会って勉強を見てくれることになる
その何度か会う度に、少しずつではあるけれど、お互いの話をし合った
私が中学の時に学校に行けていなかったこと
受験勉強を途中で諦めてしまったこと
そして、肝心なそれらの理由も…
先生にはいつか打ち明けようと思っていたが、なかなかチャンスがなく言えなかった、が…
いつものようにカフェで勉強を教えて貰っていたある日
休憩の間に、先生が
「 英語を教えるのは得意だけど、自分が実際に話すのは苦手で…」
と私に話してくれた
私はちょうどその頃、英語が好きな親友と一緒に
普段から英語で話してみようと、日頃から英語を取り入れられるように努力していた
その話を先生にすると
「それいいね!今からやってみよう!」
とめちゃくちゃ乗り気な返事が帰ってきた
とりあえず、10分と時間を決め
英語だけの会話を先生と始めた
親友としている時もそうなのだが
普段親しく話している相手といきなり英語で会話をするのは何だか照れくさく
しかも、相手は春から教師になるプロの先生
最初の数分はなかなかスムーズに話すことができなかった
先生が英語で
「好きな音楽は?」などベタな質問をしてくれ
少しずつ英語での会話に慣れていった
当時の私はマイナーなロックバンドが好きだったが
先生には伝わらないと思い
テレビ等にも出ている有名な某ロックバンドを数組例に挙げ
音楽の話になった
すると先生が
「実はそのロックバンドについて悲しいエピソードがあるんだ」と
ある話を私にしてくれた
そのエピソードとは、先生の元カノについてだった