第2章 中学時代
そして気がづけば、卒業式まで後数日に迫っていた
私も親友も進路が決まったということもあり、少し心に余裕ができ
少しずつ学校に顔を出せるようになっていた
その日も保健室ではあるが、2人で学校に行っていた
その日は午前中しかなく、3年間の思い出を振り返るスライドショーを体育館でやると聞き、親友と少し覗いて見た
何だかんだ面白くて、親友と出会った頃の話に花が咲いたりして、最後までスライドショーを見て
皆と同じタイミングで体育館を出ることになった
その人混みの中で、彼氏を見つけた
私が不登校になったことはきっと噂で耳にはしているだろうけど
進路が決まったことや、学校中で噂になっていた例のことはまだ本人に確認していなかったので
少し話をしようと人混みをかき分けて、親友と一緒に彼氏に近づいた
…すると、彼氏の隣には噂になっていた例の女の子がいた
そのまま後ろから黙って見ていると、その2人は門をくぐり一緒に帰宅し始めた
あの噂は本当なのかもしれないと、ここで初めて気がついた
そんな光景を目の当たりにした私は脚から力が抜けていくのを感じ、動けなくなる
親友がそんな私の肩を掴み、背中を摩ってくれたおかげで何とか体勢を整える
そして深呼吸をし、「このままでは帰れない」と冷静に考え
重い足を必死に動かして、彼らの元へと急いだ
すると彼氏は驚いた顔をしながらも冷静だった
彼は例の女の子には先に帰ってと伝えその場から逃がそうとした
私が彼氏と話している間、親友が例の女の子から話を聞き出してくれていた
彼の話曰く、あの女の子とは付き合っているらしい
もちろん、私は別れ話など一切聞かされていない
そして、親友が例の女の子から聞き出した話によると
「彼女とは別れてると聞かされたから付き合っているんだ」とのことだった
要するに、二股的なことになっていた
私との関係は自然消滅でも狙っていたのだと思う