【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。2
第6章 〜コナンとバーボン、密室事件〜
戸口に遺体を立てかけておき、遺体が倒れるよう手を離して扉を閉めればいい、と
しかし、それを横溝警部が否定する
横溝「いいえ、遺体の全部が塞ぐ位置にありましたので、それは不可能だと…」
何より、一番の問題は石栗さんの部屋の合鍵が見つかっていないことだ。ゴミと一緒に捨てたという説が上がり、蘭ちゃんと園子ちゃんが高梨さんの車に乗せたというので横溝警部はすぐに捜索を命じた
すると安室さんが蘭ちゃんたちから情報を搾り取ることにした
安室「他に何かを頼まれたっていうことは?」
蘭「う〜んと…琴音さんにスポーツドリンクを冷凍庫に戻しといてって言われてそうしたけど…」
小五郎「スポーツドリンクを冷凍庫に?」
園子「凍らせて飲むのが好きなんだって」
蘭「ほら、石栗さんが部屋から出てこないって騒いでた時に琴音さんが持ってたペットボトルよ。溶けてきてたから、また凍らせたかったんじゃない?」
その時、小五郎さんはその中に鍵を仕込んだのではと疑った。
けれど、園子ちゃんはシャワー後に飲ませてもらったらしく、ほとんど凍っていたらしい
そしてさらに園子ちゃんが思い出したのは、梅島さんにグリップテープを直してもらったことだった。そしてそれも操作されることになったのである
*
そして夕方。
横溝警部の部下がゴミを調べてくれたらしいが、その中で鍵が見つかることはなかった。
スポーツドリンクも凍っており、ラケットのグリップテープも特に異常はなかったとのこと。
ちなみに、安室さんの睨んだ通りゼリーからは睡眠薬の錠剤が。
食べる時にそらに気づかず、私は錠剤を体内に入れてしまったようだ
しかし、それとは別に気になる報告があった
遺体の下にあったというラケットのガットが歪んでいたらしいのだ。それだけではなく、遺体のそばにあった花瓶の中に、水が入っていたという報告も
コナン「椎奈姉ちゃん、犯人の顔見てないんだよね」
椎奈「ええ、残念ながらグッスリよ。睡眠薬入りゼリーを食べちゃったし…」
蘭「じゃあ私や安室さんが冷やし中華を持って行ったことも知りませんね」
椎奈「そうたったの?!」
安室「…!!」
私たちの会話を聞いていた安室さんが、ハッと何かに気づいた