【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。2
第6章 〜コナンとバーボン、密室事件〜
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3人のうち、事情聴取を最初に受けたのは椎奈にラケットをぶつけた張本人の桃園琴音。
椎奈は変わらずユキを抱えながら、安室も椎奈のそばから離れず事情聴取を聞いていた
桃園「…ええ。石栗くんの部屋には行きました。本当に昼食の冷やし中華を食べないのか聞きに…でも、昨夜のアイスケーキがあるからいいって言ってました…」
安室「なるほど…」
横溝「で、その後は何を?」
桃園「キッチンでみんなと昼食を食べた後、シャワーを浴びて…」
小五郎「そういえば、うちの娘たちもシャワーを借りに行ったとか?」
桃園「はい。結局そのあと、彼女たちと一緒にいました。石栗くんの様子を真知と一緒に観に行くまでは」
横溝「ちなみに、石栗さんの部屋の合鍵が無くなったのはいつですか?」
桃園「昨夜だと思います。私の部屋の机の引き出しに入れていたんですけど…」
そう供述する桃園の姿をコナンと椎奈はじっと見ていた
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続いての事情聴取の相手は梅島真知。
桃園の言う通り、彼女も石栗の部屋に訪れたと言う
梅島「ええ、そうよ。石栗くんの様子を見に、琴音と2人で」
横溝「行ったのはその一度きりですか?」
梅島「シャワーを浴びる前にも行ったわよ? これから私が使うからって言いに…前に覗かれたことがあるから」
小五郎「そのシャワー、琴音さんの後で?」
梅島「ええ」
安室「それで? 石栗さんはその時部屋に?」
梅島「その時は返事が無かったけど、部屋にはいたんじゃない?クーラーが効いてたみたいだし…」
横溝「では、シャワーの前後は何を?」
梅島「だから! 昼食の支度したり、女の子たちのラケットの手入れをしたり、とにかく、ずっと誰かと一緒にいたわよ!」
もう何度目かの質問なのか、梅島は語気を強くしてアリバイを断言した
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そして最後の一人は、高梨昇だった
高梨「ああ、俺も行ったよ。石栗に謝りに。昼飯前にちょっとやり合っちまったから、悪かったなって…」
横溝「それ、真知さんのシャワーの後か前か分かりますか?」
高梨「真知がいつシャワーを浴びたかなんて知らねぇけど、食事の片付けをして、ゴミを出す前だよ」
安室「そういえばその喧嘩、亡くなったサークル仲間が原因でしたよね?」