【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。2
第13章 〜緋色編(交錯・帰還・真相)〜
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それからブオンブオンと車をぶっ飛ばすこと数分後。
椎奈たちの乗る車は頂上に着くことであっけなく捕まり、互いに車内で睨み合ってると後部座席からフラフラになった椎奈が出てくるとRX-7から慌てて出てきた降谷がその体を支えた
降谷「椎奈…!! 大丈夫か?!」
椎奈「いえ…大丈夫じゃないです…」
ジョディ「ちょっとあなたねぇ!! 椎奈から離れなさいよ!!」
安室「うるさいですよFBI。お前たちに僕たちを妨げる権利なんてない」
ジョディ「なんですってぇ?!」
口元を手で覆う椎奈と、それを心配しつつFBIにも喧嘩を売る降谷、そしてそれをかって青筋を浮かべるジョディ…。
ジョディが助手席から出て勢いよく降谷に掴みかかろうとした時だった。それを腕で止める男がいたのだ。
そして、その男はジョディにとって懐かしい声で彼女を止める
?「やめておけ、ジョディ。日本にいづらくなるぞ」
ジョディ「?! し、シュウ?!」
キャメル「赤井しゃん!!」
FBI2人は驚愕に目を見開きながら、自らの仲間である男の名を口にする。キャメルに至っては涙目であった。そしてジョディは何かに気づいたようにハッと我に返ると、赤井に詰め寄る
ジョディ「ちょっ…あなた何考えてるのよ!! 組織の人間の前でこんな…っ!!」
赤井「問題ない。安室くん…いや降谷くんは我々と同じ、奴ら(組織)に噛み付く狼だ」
FBI「「え?!」」
またしても2人は驚き、今度は心配そうに眉を下げ椎奈を支えて肩を抱く降谷を見た。降谷はその視線に気づくと途端に不機嫌そうにFBI組を睨みつける
降谷「…なんですか。話がないならじろじろ見ないでもらえるかFBI」
ジョディ「なっ!! やっぱり腹がたつこの男!!」
?「まぁまぁそう言ってやるなよ零。大丈夫かい、椎奈」
?「そーそー。まぁた椎奈に怒られるぜ?」
ジョディが声を荒げたところで、また喧嘩を遮るように聞きなれた声が仲裁に入った。スコッチこと村田と、萩原だった
降谷「!お前たちも来てたのか?!」
萩原「まぁね。ちょうど村田ん家いる時に、かざみんから電話が来たんだよ」
村田「にしても、赤井が生きていたとはなぁ。コナンくんのおかげか?」