【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。2
第12章 〜緋色編(序章・追求)〜
目暮「まさか彼女にそれを指摘されて、カッとなって…」
菅本「そ、そんなことしてませんよ!! 本当に彼女は8時半過ぎにはここをいなくなってたんです!!それに彼女の鞄の中に採点済みの答案用紙が入ってたんですよね?!」
菅本さんは、そんな答案用紙を持ち帰ることがダメなことくらい同じ教師ならわかる、と言った
そして2人目は植野さん。
植野「答案用紙? あぁ、昨夜彼女にお会いした時、忙しそうに採点してらしたわ! 私の忠告なんて、話半分で聞いてらしたんじゃないですか?」
萩原「なるほど…。ところで、渋谷先生に会いに来られたのはお子さんを誘惑しないでくれってことでしたが、息子さんの学年は?」
ジョディ「それなら、コナンくんと同じ1年生じゃないかしら? 前に夏子、1年c組の担任になったって言ってたから…」
ジョディさんが研二お兄さんにそういうと、高木刑事が「可愛いじゃないですか」と笑い飛ばした。すると植野さんの顔が険しくなる
植野「 何をトンチンカンなこと言ってますの!!」
高木「と、トンチンカン?」
伊達「(どんまい、高木…)」
植野「まだ精神が未成熟な多感な年頃だからこそ、節度ある態度を取って欲しいと忠告したんです! それに、私の息子は小学5年生…1年生じゃありませんわ!」
彼女がそういうと、高木刑事と目暮警部は驚いていた。なんと違う学年の担任に恋をしていたのだ。渋谷さんはアメリカ留学していたこともあり、他学年に英語の教師として行っていたらしい
その後、なぜか植野さんの身の上話に発展し、タクシーでここに来て車はないという重要な話を入手した
そして3人目。神笠さん。
車の話をすると、彼は盗まれたと言い出した
神笠「今朝出勤しよう思ったらガレージが壊されてて、車がなくなってたよ」
松田「盗難届けは?」
神笠「すぐに出したさ。おかげで会社には電車で出勤し、ここにはバス。おまけに殺人の疑いまでかけられて、えれー迷惑だよ」
ジョディ「夏子はまだ生きてますけど?」
神笠さんは右手でタバコを持ち、火をつけようとしていた。禁煙だと言われると、すぐにそれを仕舞った
高木「たしかあなた、昨夜ここに9時半くらいに来たと言ってましたよね?」
神笠「ああ。さっき言った通り、来てみたら校舎は真っ暗で門も閉まってたよ」