【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。2
第12章 〜緋色編(序章・追求)〜
菅本「体育用具室で用具の整理を。一応体育主任なので…」
コナン「ねぇねぇ菅本先生。車持ってる?」
菅本「え? ああ持ってるよ。でも今日はエンジンの調子が悪くて電車で来たけど…」
刑事に質問責めにされた流れでコナンくんの質問にもサラリと答えたが、コナンくんに見覚えのない彼は最後にどこのクラスかと尋ねた
ジョディさんの必死のカバーのおかげで、別の小学校から来た社会見学ということになったが…。そのタイミングでユキがつまらなそうにあくびをするので、思わずふっと笑ってしまった
すると、携帯履歴で探りを入れていた高木刑事が職員室にやって来た。昨夜あっていたという人物は2人いたようで、歳をとった男女だった
「一体なんなんだ? 会社にまで乗り込んで来て…」
「なんだか知らないけれど、夕飯の支度があるので早くしてくださらない?」
どうやら、詳しい話を聞いていないらしい。目暮警部は咳払いするとさっそく内容の説明を始めた
目暮「昨夜ここで殴られ、杯戸公園まで運ばれて階段から突き落とされたってんですよ。ここであなたがたと会う約束していた、渋谷夏子先生がね…」
2人「「えぇ?!」」
椎奈「(わざとらしい演技ね…)」
2人ともが、それを聞いて驚いていた。いや、1人は確実に演技だ。私はその犯人を知っている
最初は酷似した事件と思っていたが、ジョディさんが来たあたりで確信に変わった。これは緋色編の幕開けだ、と
すると、呼び出された男の方が「ちょっと待て!!」と大声で叫んだ
「俺たち、疑われてんのか?!」
「冗談じゃないわ!!」
目暮「とにかく! お二人ともなんの用事で渋谷さんと会う約束をしたのかお聞かせ願いますか? 」
目暮警部は、まずは女性の方の話を聞くことにした。
女性の名前は植野晶代。息子さんがいるらしく、渋谷さんには誘惑しないようにと忠告をしに来たらしい。短いスカートの服装が気に入らないようだ。会いに来たのは8時過ぎで、10分ぐらいて帰ったらしい……。
次に、男性の話を聞いた。男の名前は神笠文幸。字が汚くて下げられた娘のテストの点数が気に入らなかったらしい。9時前くらいに訪れたらしいが、すでに真っ暗で会えずじまいらしい
ジョディ「夏子はそんな理不尽なことはしないと思いますけど…」