• テキストサイズ

【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。2

第2章 〜探偵たちの夜想曲(ノクターン) 前編〜






少しして、安室さんの車は樫塚さんの住むマンションに着いた

樫塚さんは誰も家に入れたくないのか、もう家の前に着いたのだし大丈夫と私たちを返そうとする

しかし、ここでコナンくんの奥義・『僕おトイレ!! 漏れちゃうよ〜!!』が炸裂し←、

樫塚さんは仕方なく家に全員を招くことになった


そして彼女が鍵を開け、ドアを開けた瞬間だった…



コナン「(?!この匂い…まさか…)」


家を覗いたコナンくんが、サッと怖い顔になる


樫塚「トイレは玄関を入ってすぐ右のほうだから…」

コナン「あ、うん! ありがと!」


早口でお礼を言いながら、コナンんは小走りでトイレに走る

すると、コナンくんに便乗して安室さんと小五郎さんもトイレに行きたいと言い出した

一瞬、考えるそぶりをする樫塚さんだか、すぐに表情を取り繕い全員を招き入れた


樫塚「じゃあみなさん、寄って行きます? お茶くらいしか出せませんけど…」

蘭「すいません、圭さん」

樫塚「 いえ、仕方ないですよ…」


何も知らない彼らは、そんな会話をしながら樫塚さんとささっと部屋に入っていった

ユキと私だけが、玄関に立ったまま顔を強張らせている。ここに何があるのか分かっているのに、平気な顔なんてできまい…

しかし、不審がられても困るので深呼吸を2、3度してからユキを抱え、一歩踏み込んだ


椎奈「…この部屋、何かあるんでしょ? 気をつけなさい、新一」


トイレで耳を澄まし人気が消えるのを待っているだろうコナンくんにそう言い残し、私も蘭ちゃん達を追いかける

私がリビングに行くドアを閉めると、トイレのドアが開く微かな音が聞こえた
/ 282ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp