第10章 晩餐
『…んっ…』
柔らかな布団に降ろされると同時に耳から離れたメフィストの唇はフールの唇を覆っていた。
『…っん…はぁ…ぁ…』
ゆっくりと長い口づけは口内を犯すように舌が絡み付いてくる。
『…メフィ…ス…っん…んー』
息が出来なく苦しくなり顔をそらした…
…ハァ…ハァ…
フールの息は上がり潤んだ瞳で見つめてくる…
「ずっと…こうして私の腕の中に閉じ込めて置きたかった…もぅ…移動はさせません…」
フールの下唇をペロリと舐めそのまま首筋に吸い付き印をつけた。
メフィストはその印を見てニヤリとするとそのまま首筋に舌を這わせ胸へと向かう。
胸の突起までたどり着くとその先端を口に含んだ。
『あんっ…まっ…』
口の中で突起を転がし、もう片方の手で胸をまさぐる…
『……メ…フィス…ト…ん…』
「もっと…もっと………声を聴かせてください。」
胸を弄っていた指先が下へ滑り落ち茂みの奥へとたどり着いた。
『あっ…//』
たどり着いたそこは愛液で溢れていた。
クチュと濡れた音をさせて、濡れた蜜壺に指を捩じ込む。
…2本……3本…と挿入された指は激しく抜き差しされ快感に襲われる。
ぐちゅぐちゅと掻き回されて泡立つ音が響く。
その音がさらに羞恥と快感を煽って彼女を翻弄する。
『あ…ん…待って…メフィ…』