• テキストサイズ

【青の祓魔師】悪魔に落ちた瞳

第22章 決戦




ーーーーーーー


ーーーー


ロイがムクリと立ち上がる。


『っ!?』


咄嗟に間合いをとる


「ふぅ、早くに体を渡していればいいものを。

  んんんーっ何年たってもこの体はしっくりくる」



ロイが伸びをし体の傷をしげしげと見ている…


動きも口調も変わっている。


ギロリとフールを睨みつけるロイの体…


距離を詰めてくる。


体勢を整えたいが、負った傷のせいで思っているように動かない。


急に視界が遮られ目の前が真っ白になる。


フールとロイの間に割って入って来たのはメフィストだった。



「相手が変わったようですのでここからは私が変わりましょう」



「あー久しぶりですね。あ、に、う、え。」




ーーーーーーー

ーーーー

『アスタロト…』

感情が一気に爆発した。

メフィストの背後から飛びかかりそうな勢いで叫ぶ。その声は泣きじゃくり咽ぶほどに…


/ 285ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp