第22章 決戦

ーーーーーーーーーーーーーーー



ーーーーーーーーーーーー



ーーーーーーーー



青の夜…




『大丈夫。獅郎は子どもを殺さないよ』

「冷徹な彼ですよ？」

『そうね。でも、心は暖かい人よ』

「そんな風に彼を思っているなんて妬けますね？」

『そんなこと言ってる場合じゃないでしょ？』

「私と賭けますか？彼が彼女と子どもをヴァチカンの命令通り殺すかどうか」


『ふふふっ今さら私の何を賭けるの？』


「そうですね。私の欲しいものは貴方の双剣です」



『そっかぁー。じゃぁ…私は双剣に宿っている悪魔の解放かなっ』


「えっ！？」


『私の力では出来なかったしメフィなら出来るでしょ？倶利伽羅を見てて改めて思ったの』


「私が昔、貴方の剣を見て真似て作ったのが倶利伽羅でしたから。」


『私が悪魔になった以上あの土地を守るためにすることはなくなったしね…』


「惜しいですね。そんなに価値のある剣を２本とも解放だなんて…まぁ、私が賭けに勝てば良い話ですがね☆」



『メフィストにだってこの子達の力はあげないよ？私が絶対に勝つから♪』





ーーーーーーーーーーーーー





ーーーーーーーー　　




『ねっ！獅郎は受け入れたでしょ？』


「はぁ…意外でした。」


『この子達もずっとここにいるんじゃなくて自由になって欲しい…』


「この私が賭けに負けるなんて。

　はぁーーーーー。仕方ない、残念ですが…」



アイン



ツヴァイ



トライ


…………



ーーーーーーーーー

ーーーー

ーー