第4章 決意
次の日私は朝早くから報告書をまとめた。
母さんも仕事を片付け一緒に病院に向う頃には昼過ぎになっていた。
病院に着き、父のいる病室のドアをノックし中の様子を伺う。
病室の父さんはお昼を食べていた。
『父さん??』
「おう!来てくれたのか。」
『怪我どう?』
「そんなに心配するなよ。大したことねえから。はっはっは、」
「まったく…また無茶したんでしょ?もう年なんだから」
「そんな年じゃねよ」
いつも通りの父さんを見てホッとした。
「いやぁ、フールも、もう一人前だな。母さんもそう思うだろ!僕が教えることなんてもうないなぁ。はははっ」
『何いってるの、父さん!?私なんてまだまだだよ…』
「いやぁ母さんから銃も学んでるしなー。最近じゃあ僕も助けられることも多くなっちまったしなぁ。」
「そうね。フールも本当に強くなったわ。私も一緒に任務に、行くと楽できるしね」
『えっ?母さん!そうだったの??!』
「お前はもう立派な祓魔師だよ。」
父さんと母さんはとても楽しい時間を過ごしたしたのだった。