第15章 R・R
「まさかのバレてしまうとは…厄介なのは彼の悪魔好きは半端ないってことですかねぇ。一回目をつけられたら本当にしつこいんですよ。今回彼が気付いてしまったのもその執念からでしょう。私も結構昔から目をつけられていますから。
なんというかあの視線が私でさえゾワッとしますし、あなたの場合は私以上に興味を持たれること間違いないでしょう….」
よほどなのか、メフィストは考えただけでも身震いをしているし、哀れむような目で私を見つめてくる。
全く今日のメフィストはコロコロと表情をよく変えること…
とは言えライトニングはとてもめんどくさそうなことがよく解った。
アーサーといいライトニング…
若手の有望株は変わり者が多いのかな?
はぁー…。
「と、そういうことなのでドカーンと派手にパーティーはお開き、フールも離れる口実が出来たと。
そういう事でいいじゃないですか☆」
一変して両手を掲げている。
………そぅ……
……ドカーンとねぇ……
……スッゴク…
……ぅん……
……
これは間違いなく…
…楽しんでるよね!
もぅなんなんの。
『他の方法は?…』
「ありません☆ミ」
『嘘だぁ』
「くっくっくっw言い寄られて困っているあなたを見るのも悪くはなかったので☆実際はどうしようか悩んだんですよー?」
『悩むな!』