第15章 R・R
「さて、もうここには用はないな。帰るとするか…
ん?」
1人の男性がエンジェルに向かそっと話しかけてきた。
「隊長…すみませんこんなときに…」
「本部でちょっとした問題が…いったん帰還願えますか?」
どうやら彼の部下らしい…
「何ともタイミングがいいな?君たちで処理は出来ないのか?」
「申し訳ありません。どうしても隊長でないと……もうどうにもなら無いので…」
とても困惑した様子でエンジェルに頼み込んでいる。
この場ではあまりいいなくない内容のようだ…
「はぁ仕方がないな、ちょうど用も済んだ事だ、帰っても何も問題ないし私は先に帰らせてもらうよ。で、お前はどうする?」
「ぼくぁーちょっと用事が出来たからもう少しここに残るよ」
「わかった。また本部で会おう」
さっと手を上げ挨拶を交わしエンジェルは迎えに来た隊員と帰っていった。
「さてとっ…」
一息つきポケットに手をいれライトニングもその場を後にした。