• テキストサイズ

【青の祓魔師】悪魔に落ちた瞳

第15章 R・R



「紳士淑女の皆さん!こんばんわ!私はここ日本支部の代表を勤めます。メフィストフェレスと申します。

開催に先立ちまして昨日急用のためご挨拶も出来なかったことをお詫び申し上げます。

さて!今宵は各支部からお越しの皆様の絆がより深くなりますよう日本支部総出で心からのお・も・て・な・しをさせていただきます。是非お楽しみ下さい☆」



まるで舞台を見ているかの様な演出が終わり皆それぞれに挨拶をしたり談笑したりしている。

気付けば一緒にいたはずのエンジェルはいつの間にか居なくなっている。

特にやることもないのでとりあえず腹ごしらえをしようと料理が並んでいるテーブルに向かった。


さっきまで廊下で話していたことが妙に引っ掛かった。


ここにくる前に時間ギリギリまで自室で読んでいた古い本。

そこに書かれていた名前と同じだった…エンジェルの想い人ねぇ。



ただそれだけ


名前なんて同じ人は世の中何人もいる


しかし、あの悪魔だと言うメフィスト・フェレスの秘書をしていると言うのも…。



………………




1人考えながら食事をしていると何やら賑やかな集団が出来ていることに気付いた。



その中心には見失ったエンジェルがいた。

一通り食事を終えたところでエンジェルのいる方へ向かった。




/ 285ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp