第14章 A・A・A
今日一日行方不明だったメフィストがいかにも愉しそうに背中にお花でも背負ってるような雰囲気を持ち合わせ、アーサーの後ろに立っていた。
「で、…お相手は……。
…フール!??お二人はそんな仲だったんですか!!!!!?」
相手が気になったメフィストは横目で女性の確認をするとそこにはエンジェルの腕の中にすっぽり収まっているフールがいた。
アーサーはは声のするほうへ振り返り舌打ちした。
「ちっメフィストか…」
アーサーはフールから体を離した。
「邪魔が入ってしまったな。しかたない。
じゃあ明日の夜楽しみにしているよ!」
アーサーは片手を上げ颯爽と帰っていった。
『良いって言ってないからねっ!』
アーサーの背中に向かって大声で伝えた。