第3章 誠凛高校バスケットボール部

火神｢…“キセキの世代”ってのはどんくらい強ーんだよ？オレが今やったらどうなる？｣

黒子｢…瞬殺されます｣遥香｢瞬殺される｣

火神｢オマエらもっと言い方ねーのかよ…｣

黒子｢ただでさえ天才の5人が今年それぞれ違う強豪校に進学しました。まず間違えなくその中のどこかが頂点に立ちます。｣

火神｢…ハッハハハ。いいねそーゆーの…決めた！そいつら全員ぶっ飛ばして日本一になってやる｣

遥香｢無理だと思うよ。潜在能力だけなら分からない、でも今の完成度なら彼らの足元にも及ばない。｣


そう、一人は無理だ

だけど、黒子とのコンビネーションなら…？


黒子｢…ボクも決めました。ボクは影だ…でも影は光が強いほど濃くなり光の白さを際立てる。光の影としてボクもキミを日本一にする｣

火神｢…ハッ言うね。勝手にしろよ｣

黒子｢頑張ります｣

火神｢てか遥香はなんで男バスにいんだよ｣

遥香｢あ、そっか…。大我は知らなかったね。«五人将＋αの男子バスケット参加資格»ってのがあるの｣

火神｢ごにんしょう？｣

遥香｢女バス界でいう“キセキの世代”。女子では相手にならないと言われているから男バスへの許可が許されているの。彼女らも“キセキの世代”と同じでそれぞれ違う高校に進学した。彼女らも倒さなきゃいけないと思うよ｣


“キセキの世代”がどこに進学したかは知らないけど、どのみち“キセキの世代”も“五人将”も倒さなきゃ日本一にはなれない


遥香｢私も2人と一緒に日本一になる！｣