第4章 VS海常
大我がムキになればなるほど、黄瀬くんの力が強くなっている気がする。
今のも大我はミスしたのに黄瀬くんは決めてる。
このままじゃ…確実にウチが負ける。
遥香「リコさん…1度TOを取った方が」
リコ「見たいね。」
審判「誠凛TOです」
リコ(みんなまだ5分とは思えないほど疲れてる…
ムリもないわ攻守が替わるスピードが異常じゃない!)
つーか、向こうの監督さんめっちゃ怒だ笑
確かにいくら誠凛が弱小じゃないとは言え、海常程の強豪でもない。
にもかかわらず3点差
笠松「なんだあの異常にウッスい少年は…」
黄瀬「でしょ?黒子っちは実は…」
笠松「なんで嬉しそうなんだテメー」
黄瀬「大丈夫っスよ たぶん
すぐにこの均衡は崩れますよ…なぜなら」
黄瀬くんの思いを読み取るに、黒子には…!
それじゃあまずいんじゃ…
リコ「とにかくまずは黄瀬くんね」
遥香「もう1人黄瀬くんのマークをつけた方がいいかと…」
火神「ちょっと待ってくれ!」
黒子「…いや活路はあります」
黒子と黄瀬くんの思いをまとめると…、
彼らには弱点がある。